大和書房
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「ライフハック・バイ・レバレッジ」深い言葉が並ぶ
『究極の面倒くさがりや』マニュアル
面倒をなくすための努力
よい!
内容
タイトルにあるように、「めんどくさがり」な人に向けたライフハック術というかんじの本です。この本では、「出来る人は、実は面倒くさがりだ」という仮説のもと話が進められています。
ただし、ここでいう「面倒くさがり」には条件があります。「めんどくさいからなにもやってなかったら、最悪なことが起きた!」というのはだめな面倒くさがり方です。
この本で提案されている面倒くさがりとは、「やっておかないとあとでめんどうくさいことになるから、先にこれをしておこう」という思考のスタイルなんですよね。
一つの例は、人気のあるお店に食事にいくときに、「並ぶとめんどくさいから、先に予約しておこう」というのは正しいめんどくさがりかたです。「めんどうくさいから、お店に直接いけばいいや」といって、結果的にそこで待ったり入れなかったりで、さらなるめんどうくささに襲われるのはだめな面倒くさがり方です。わかりましたでしょうか?
面白いポイント
面白いのは、ここで紹介されている55の法則は、全て、「めんどうくさいから○○しよう」という語り口で書かれているんですよね。紹介されている方法に目新しさがあるわけではないですが、なんとなくすっと入ってくるかんじがしてよいですよ。
この本について語る
書店でぶらぶら立ち読みしてたら思わず買ってしまいました。1000円という安さにひかれたというのもあるのですが、この「めんどうくさいから」という発想に共感がもてたので思わず買っちゃったんですよね。
「めんどくさいからこうやっておけば楽でしょ?」という感覚はたしかにあって、それをずばり中心のコンセプトにしている本だったのが面白かったです。
中身は目新しいか?と言われればそこまでかもしれませんが、いろいろ言われていた方法を確認するという意味でも手元に置いておくとよいと思います。
個人的には、「時間割をつくる」というのが書かれていて面白かったですね。去年は自分たちで実際に時間割をつくって行動したりしていたので「やっぱりこれでよかったか」という気持ちになりました。
おすすめです。
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