今年の振り返りをするためには、まずは活動の一欄を作ることが大事だろう!ということに気が付きました。
ということで、2010年度の活動実績です。まあざっくりですが。
まだまだ抜け漏れがあるかもしれませんが、だいたいこんなかんじの一年だったのではないでしょうか。一応大きく「アカデミック編」と「活動編」にわけてみました。
◯アカデミック編
・学会発表
・学会でのワークショップ
◯活動編
・Learning barスタッフ
・ワークショップ部としての活動
・個人としての活動
・企画・参加した勉強会(一部)
・その他
今年もなかなか色んなことにチャレンジできたような気がしています。まだここに書けないことや、来年以降に成果につながるものなどもありますので楽しみです!
この中でなにか興味があるものなどありましたら、気軽にお尋ねくださいませ。
お問い合わせ – tate-lab
https://www.tate-lab.net/mt/contact/
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◯アカデミック編
▽学会発表
舘野泰一・大川内隆朗・中原淳(2010)アカデミックライティングにおける書くプロセスの内省を促すシステムの開発.日本教育工学会第26回大会講演論文集.pp915-916
舘野泰一・大川内隆朗・平野智紀・中原淳(2010)ライティング・センターにおけるチューターの指導を支援するシステムの開発.日本教育工学会研究会報告,JSET10-x:xx-xx.
舘野泰一・木村充・中原淳(2011)文系大学院ゼミナールにおける発表者の研究プロセスへ着目したコメントを促す実践と評価,大学生教育研究フォーラム第17回発表論文集,ppxx-xx
関根雅泰・舘野泰一・木村充・中原淳(2010)「OJT行動」に関する尺度作成の試み.人材育成学会第8回年次大会講演論文集,ppxx-xx.
重田勝介・大川内隆朗・舘野泰一・福山佑樹・香川順子・田中さやか・加藤雅則・上田純子(2010)高等教育初任者教員の不安を緩和する対話システムを用いた実践と評価,日本教育工学会第26回大会講演論文集,pp149-152
▽学会でのワークショップ
岡本絵莉,舘野泰一,宮野公樹,山本祐輔,可知直芳(2010)研究・教育の実践の場としての大学研究室を考える,日本教育工学会第26回大会ワークショップ.金城学院大学,2010年9月18日
◯活動編
▽Learning barスタッフ
指導教員の中原淳先生が企画しているLeanring barというイベントにて、今年もスタッフとして一年間関わりました。場をどのようにデザインするかや、実際の活動案などを考えたり、当日のスタッフ統括などを行いました。
Learning bar 20102月:コミュニケーション不全を克服せよ!:リクルートエージェント【ちゑや】さんのご報告
http://www.nakahara-lab.net/blog/2010/03/learning_bar_2010_2.html
Learning bar 2010年5月:酒井穣さんご講演「ケーススタディで新たな人材開発を構想する」
http://www.nakahara-lab.net/blog/2010/06/20105learning_bar.html
Learning bar 2010年9月:成長する「しかけ」を創る
http://www.nakahara-lab.net/blog/2010/10/929.html
▽ワークショップ部としての活動
一応サードプレイスコレクションも2010年にやったことなんですね。ずいぶん昔のことにかんじます。今年は、田端のまれびとハウスにて様々なイベントを行いました。イベントの様子は主にtogetterにまとめられています。
サードプレイスコレクション2010 ストリートファッション マーケティング ウェブマガジン ACROSS(アクロス)
http://www.web-across.com/todays/cnsa9a000005002s.html
Togetter – 「「くらやみブレインストーミング」やってみた!」
http://togetter.com/li/13831
Togetter – 「LEGO in the Dark Workshop(4/18)」
http://togetter.com/li/15197
Togetter – 「ワークショップについて語る@まれびとハウス」
http://togetter.com/li/18235
Togetter – 「Workshop Square(2010/5/23)」
http://togetter.com/li/23703
第14回 HappyHourの実施
Happy Hour とは、学生の交流を目的に、情報学環・福武ホールのテラスにて開催されているカフェイベントです。以下の記事にまとめています。
【コラム】継続してイベントをやり続けることの意味 – HappyHourを終えて – tate-lab – 教育・学習について研究する院生のblog
https://www.tate-lab.net/mt/2010/11/post-196.html
▽個人としての活動
考えてみたら、ワークショップ部の安斎勇樹くんが主催していた「without」というイベントでもプレゼンをしていました。告知文のリンクを貼っておきます。
舘野泰一(2010)コミュニティのデザインとカスタマイズ,without まれびとハウス 2010/6/6
パーティ「Without」6月6日開催
http://mind-set.jp/contents/blog/2010/05/without66.htm
また、今年は企業の方と一緒にワークショップについて考えることも多かったです。その一部はこちらですね。
Togetter – 「パーティーショット愛好家が有志で集まったワークショップ」
http://togetter.com/li/12751
▽企画・参加した勉強会(一部)
・高等教育勉強会
高等教育をフィールドとして研究する院生たちと共に、高等教育の歴史や現状を把握するために、主に文献行動を行なっている勉強会です。舘野が企画し、スタートしてから今年で2年になりました。
・協調学習勉強会
協調学習に関する文献をあらためて読みなおすということを行った勉強会です。そのときの様子はこちら。
・越境勉強会
越境学習に関する勉強会を行いました。越境学習については、現在調査研究を行っています。社外の勉強会に参加する社会人がどんな理由で参加し、どんな力を身につけているかということを調べるものです。来年辺りにその成果を発表することができるかと思います。
▽その他
中原先生の取材に同行して、いろいろな場所に行ってきました。例えば、以下の記事などにまとめています。
「いいんだけど、面白くない」を超えて – 東京糸井重里事務所に行ってきた! – tate-lab – 教育・学習について研究する院生のblog
https://www.tate-lab.net/mt/2010/10/hoboniti.html
10月くらいはロボットを使ったキャリアカウンセリング等に関する実験を行っていました(笑)これは科研のプロジェクトです。
TOPICS | 人とロボットの共生による協創社会の創成「人ロボット共生学」
http://www.irc.atr.jp/human-robot-symbiosis/
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こうしてみると色々やっているもんですねー。あとでじっくりまた振り返りを行ないたいところです。まだ今年中にやらねばならないことがあるので、気合いをいれてがんばりたいところですね!
とりあえず記事の最後には今年中原淳先生が出版された「職場学習論」のリンクでも貼っておきます(笑)まだ書評を書いていませんが、中原先生のここ5年くらいの活動がまとめられた本だと思います。
内容もさることながら、個人的には中原先生が「コンピューターを使った協調学習に関する研究」から「職場の学びに関する研究」へシフトしていった様子を近くでみていたので、このようにまとめたのかと、なんとなく感慨深くなる本でした。感想はまたあらためて書こうと思います。まだ読んでいない方はぜひ!
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