サードプレイスを学ぶための本を、軽くまとめてみようと思います。私含め、ワークショップ部のメンバーは、サードプレイスコレクション2010を実施する上で、本や論文をいろいろ探して読みました。
サードプレイスコレクション2010についてはこちら
http://bit.ly/aoq12S
しかし、ストレートにサードプレイスの話をしているものは正直それほど多くないんですよね。そのため、私たちは「サードプレイス」という言葉が入っているものよりも、それに関係しそうな論文とかを読むことが多かったという現状があります。
だから正直本をまとめるのは難しいのですが、簡単にいくつか紹介出来ればと思います。
まず元々のサードプレイスという話を知るためにはオルデンバーグの本は、はずせません。英語なんですが、まずはこちらからですかね。
また、「学び」という点でサードプレイスについて触れた本といえば、中原先生と長岡先生の「ダイアローグ 対話する組織」になるんじゃないかなと思います。本の後半に「学びのサードプレイス」に関する章がでてきます。そのため、これもおすすめです。
カフェということに焦点化するのであれば、そのものズバリ、スターバックスの話や、飯田美樹さんの「カフェから時代は創られる」が面白いのかなと思います。こちらの2冊もおすすめです。
都市論などから見る場合は、吉見俊哉先生の本もおすすめです。「盛り場」に関する研究です。こちらからもいろいろ示唆を得ることができると思います。
また、今読んでいる「キャンプ論 あたらしいフィールドワーク」という本もおすすめです。こちらの本は「場」を観察したり、見いだすこと、さらにはデザインすることについていろいろな示唆が得られます。
こんなところでしょうか。非常にさっくりで恐縮ですが、ひとまず軽くまとめまてみました。
以前こんな記事も書きました。こちらは、サードプレイスについて考えるために、「越境による学び」に関する論文を読んだときの感想になります。
「学びのサードプレイス」を語るために
https://www.tate-lab.net/mt/2009/11/post-141.html
また思いついたら色々論文含めてまとめてみようと思います。
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