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今年も授業がスタートしました。専修大学ネットワーク情報学部のリテラシー演習という授業を担当しています。
この授業では「自分で決めたテーマについてレポートを書く」というのが最終課題で、その過程を通じて文章の読み方・調べ方・書き方などを学ぶものです。自分で決めたテーマを通じて、「学び方を学ぶ」ことが求められている授業ですね。
この授業は必修の授業であるため、各クラスを担当している先生たちが、基本的に同じカリキュラムで進めつつ、多少のアレンジをして実施するかたちになっています。
昨年は一年目だったために、色々と僕自身もわからないことが多く試行錯誤をしていたのですが、今年は二年目ということもあり、少し色々な工夫をしようかなと思っています。
その1つの試みが、授業内容に関連する補足のWebサイトなどをNAVERまとめにまとめていくということです。
大学授業(リテラシー演習)の補足情報まとめ
本来なら学生さんに関連する記事を探してもらって、まとめてもらったほうが面白いかもしれないですが、僕が考えている段階としては、
・舘野がひとまず補足情報をまとめる
・TA・SAさんにも参加してもらい補足情報があったらまとめる
・最終的には学生さんにもまとめに参加してもらう
というイメージがいいかなと思っています。
一度にまとめを作ってしまうのではなく、一回ごとに少しずつ増やしていこうかなと思っています。
授業は毎週木曜日にやっているので、木曜日の夜や金曜日に毎週チェックしていただけると、コンテンツが成長しているかと思います。
なぜこれをやってみようと思ったのかということですが、色々理由はあります。さっと書いてみるとこんなかんじでしょうかね。
1.授業で色々情報を紹介するけど、まとまっていたほうが読みやすいと思ったから
2.情報をまとめるときにNAVERまとめは使いやすいから(あと、最近はまっているw)
3.授業の時間だけでなく、前後の時間(予習・復習)をうまく活用できるように
一番本質的なのは3の理由でしょうか。
近年大学の授業では「反転授業(Flipped Classroom」という言葉が注目されています。
これは、
・「講義」などの情報提示は、「eラーニング(授業外)」で
・「議論」などのアクティブな活動は、「対面」で
というスタイルです。普通は講義を教室で聴きますが、これがeラーニング(宿題)になっているというのがFlip(反転)しているということだと思います。
「レポートの書き方」などは、書き方をずーっと講義していても上手になるわけではなく、手を動かしたり、人と議論したりする時間が必要です。
もちろん、宿題として実際に手を動かしてもらうのですが、授業内でも直接対面でアドバイスできる時間を増やしたり、説明の部分は授業時間外でもできるような環境を整えられればと思いました。
ということで、今回は授業のちょっとした内容と、工夫について紹介しました。
まだ1回目なので今後どうなるかはわかりません。そもそもこのやり方も、事前にやると決めていたわけではなく、初日の授業後に「これ使ったらいいかも」と思いついたからはじめたのです(笑)
色々試行錯誤しながら面白いやり方ができればと思います。
■関連情報
大学授業(リテラシー演習)の補足情報まとめ
【大学生・院生向け】文章の読み方・書き方・考え方・発表の仕方まとめ – NAVER まとめ
【エッセイ】情報化時代の大学と「反転授業」
コンテンツは「呼び水」として使う:反転された「学び」の可能性
(画像の素材はこちらのサイトから使わせていただきました ↓ )
【フリー写真素材】モデル・人物の写真素材はモデルピース
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