最近、朝早く起きたり、ジムに行ったりとなんとなく健康的な生活をしているんですが、この勢いでお金の管理もちゃんとやろうかなと思い、読んだ一冊です(笑)

 

年収200万円からの貯金生活宣言
横山 光昭
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 4,944

 

本書は、「貯金をする習慣をどのようにつけるのか?」について書かれた本なのですが、「無理矢理お金をためる!」みたいなことを推奨はしておらず、楽しくかつ効率的な方法を紹介してくれているように思います。

合理的な考えなんだけど、変にケチくさくないというかんじでしょうか(笑)
僕としては好感が持てる本でした。

本書を読んでいきなりドキッとさせられたのが以下の項目です。

ムダな固定費ワースト10

1.ムダな会話やメールのもととなる携帯電話代
2.意味のない飲み会の交際費
3.ぜいたくなまでの食費
4.保証内容も知らない高額な生命保険料
5.不健康のもととなるタバコ・お酒などの嗜好品
6.近所をうろつくための車のローン・ガソリン代
7.意味のない飲み会の帰りのタクシー代
8.毎日の高カロリーな外食ランチ
9.自分の口座なのにおろすたびに引かれるATM手数料
10.惰性で買う雑誌やマンガ

うひー!!いくつかあてはまってますけども・・・。

このように本書の中では、具体的にさまざまな貯金をする方法が紹介されます。

僕が「なるほどー!」と思ったのは、自分が使っているお金を「消費」「浪費」「投資」の3つで分けて考えましょうという話でした。簡単にまとめつつ紹介しましょう。

「消費」
・生活するために必要なもの
・使用量としての支払い全般
・生産性をさほど伴わないもの

例:食料や住居費、水道光熱費、教育費、被服費、交通費など

「浪費」
・生活に必要ないもの
・今をひたすら楽しむためのもの
・無意味な使い方のこと
→無駄遣い系

例:嗜好品(タバコやお酒、コーヒー)、程度を越えた買い物やギャンブル、固定化された高い金利など

「投資」
・必ずしも生活に不可欠ではないけど、将来の自分にとって有効なお金の使い方
・投資信託や資産運用のことだけではない
・本を読むとか、何かを学ぶことも含む

例:習い事、本代など学ぶための費用、投資信託、貯蓄など。

この3つの枠組みで自分のお金を整理して、その「割合」を見ることが大事とのことでした。具体的には「自分への投資を25パーセント以上にすること」を目標にしてみましょうと書かれていました。

「貯金」というと、どうも味気ないイメージがあるかもしれませんが、本書は楽しく、かつ効率的に「貯金する方法」を説明してくれているような気がします。

最近ムダ使いが多いのだけど、お金をためたい!という方などにはおすすめの一冊です。

ちなみに、私は最近iPhoneの「支出管理」というアプリを使って、支出をチェックしています。このアプリはなかなか使いやすく、楽しくお金を管理することができるのでおすすめですよ。

iPhone:支出管理
http://shibuym.blogspot.com/2009/11/iphone_24.html

この本の著者の関連書籍です。

年収200万円からの貯金生活宣言
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