「断る力」読みました!僕の中での「今年度つけたい力」のひとつに、「断る力」はリストアップされているので参考にと思いました(笑)
文藝春秋
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優等生な自分を変えたいあなたへ
いい本です
ためになる本でした
「断る力」を持った社員は組織力向上の素
同じようにしてみたい
本を読んで意外だったのは、勝間さんも二十代の頃は、「断る力」がなくて、かなり苦しい思いをしたといういことでした。マッキンゼーでは、言われたことをしっかりやる「超優等生」だったそうです。これは意外だったし、そのときのつらい状況は、ちょっと共感できるなと思いました。
勝間さんは三十代でようやく、それを身につけたと言っています。二十代の間は、「大事だ!大事だ!」と言われていたものの、行動として行えなかったようです。読んでいて、「なるほど。じゃあ僕がいまから出来たらすごいんだな」くらいの気持ちになりました(笑)
この本が面白いのは、「断るための方法の羅列」というわけではなく、「なぜ、断る力が大事なのか」についてしっかり書いてあるからだと思います。
その答えはシンプルで「スペシャリストになるため」です。勝間さんは、断る力がないときに、人に言われたことを即座にこなしていくことで出世していきましたが、これは「代替可能」な自分としてしか成長していないということを書いていました。そうではなくて、代替不可能な「スペシャリスト」になるためには、その力を磨くべき時間をしっかり確保することが重要であり、そのためには「断る力」が必要であると述べています。
断ることのデメリットは意外に少ないとか、断るという「割り切り」が成長のために必要であるとか、無駄に相手に不快感を与えない「断り方」とか、とても参考になります。
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この本は、なんと1000円でおつりきますからね。
「断る」という言葉に、ピンときた方はぜひ!
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