いまさら佐藤可士和さんのプロフェッショナル見ました。
面白かったのは、「自分のこだわりを出さない」という話。佐藤可士和さんが一気に有名になったステップワゴンのCMを作るときにこう思ったそうです。
自分がどう作りたいかではなく、どういうものが求められているか、どうしたら売れるかということを考えたときに初めて成功したということでした。
これ面白いですよね。こういうデザインの仕事って、ある意味「自分なりのこだわり」がとても大事そうじゃないですか。だけど、ある時点でそのこだわりを棄却するというのでしょうか。重いものを脱ぎ捨てたときに、次にステップが見えたという話はとても面白かったです。
「自分がなにかしたい!」というこだわりはすごく大事なものです。しかし、時にそれが足かせになり、身動きがとれないことがあります。そんなときには、一度「こだわりをおいて」、いまなにをすべきかということを考えてみるというのはポイントなのかもしれません。
考えてみると、嵐の二宮君が情熱大陸にでていたときにも、「あえて自分を出さない」みたいなことを言っていたと思います。
「自分なりの考えを出すところ、あえて押さえたり棄却するところ」
そのポイントが気になる今日このごろです。
佐藤可士和の超整理術
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佐藤 可士和
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デザインの本質
机の上からスタートして、国家のブランディングまで…。
簡潔
とても参考になる
整理から見えてくる発送
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