ライティング・ワークショップ―「書く」ことが好きになる教え方・学び方 (シリーズ・ワークショップで学ぶ)
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ラルフ・フレッチャー ジョアン・ポータルピ 小坂 敦子 吉田 新一郎
新評論
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目から鱗の作文指導
内容
この本はアメリカの作文教育の実践を紹介しているかんじです。日本で作文というと、おそらくまっさきに読書感想文とかを思い出しますよね。シーンとした教室で、みんな席についてカリカリ・・・。そんなスタイルとこのスタイルは一線を画します。クラスメイトに助言をもらったり、好きな場所で文章を書くのです。
面白いポイント
うーん、これを見ると日本の作文教育と全然違うことに気づくことができますね。また、この本はとても実践的なので、実際にこういうことをやりたいと思ったらチャレンジできると思います。ワークショップの楽しさをうまく導入しているんじゃないでしょうか。教室のレイアウトのデザインなんかも書かれています。
この本について語る
いろいろ思うことはありますが、印象的だった文章があります。それは、「週に1回しか書くことに関する時間をとらないで、こどもたちの作文能力をのばそうなんて無理」みたいな話です。当たり前ですけど、なるほどーと思ってしまいますよね。小学校で英語教育を導入するときもこんな話が話題になったと思います。やるなら継続してやらないとだめですよね。これは大学教育にも関連することかもしれません。なかなかオススメな本ですよ。
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