最近思うのですけども、けっこう精神論て重要だと思うんですよね。「気持ちの問題だ!」的な。いやそんなことを言うと時代を逆流している気がするのはわかります。でも大事だと思うんです、最近。

精神論は科学的じゃない!

いまの時代、精神論てはやってないですよね。「やる気の問題だ!」とか言ったら、うげって思いませんか?思いますよね。なんか「非科学的」な気がする。

でも、思うんですよ。

実は、けっこうそういうことって重要なんじゃないかと。

受け入れられる松岡修造的世界観?

最近ニコニコ動画で松岡修造動画が流行っています。「あきらめんなよ!」「気持ちの問題だ!」などとと連呼しています。とっても、精神論。しかし、なんかウケてる。もちろん、松岡修造のキャラっていうのもあると思います。松岡修造動画が流行っているから、「精神論」が受け入れられているというのはちょっと乱暴かもしれません。まあ乱暴ですね。

でも、実はどこか心の中で、こういうのって受け入れられる部分もあるんじゃないでしょうかと思うんです。単純に技術とか、スキルとか、そういう部分で捉えられていないなにかというか。マインドなのかな。自分に期待することとかだったりするのかもしれませんが、そういうところって重要なのかなとも思うんです。

アニマル浜口の「気合いだ!」っていうのも、なんとなくほほえましいのですよね。そこになにかがあるんじゃないかという予感がするのです。

ポジティブシンキング

いろいろコラムを書くのですが、そのなかで意識しているのはやはり「何でも楽しめる友人」なのですよね。

何でも楽しいという友人

http://anond.hatelabo.jp/20070823233243

何でも楽しめる友人は、松岡修造とは違うけどね(笑)でも、どこか共通点を感じます。そこは徹底的なポジティブさなのですよね。自分に対する期待感というか、「俺はやれる感」というのでしょうか。そういうものはポイントな気がしているのです。

もちろん、このへんを語るときには「危うさ」もたくさんあるので注意も必要です。気持ちの問題でなんとかならないこともありますし、それを理由にひどいこともできちゃいますからね。でも、なんていうか、いわゆる「精神論」として「悪」とされたものの中に、「重要なポジティブななにか」も包含されちゃってるのかなと思ったのです。

その重要なポイントはなんなのか。これをもうちょっとはっきりさせたいと思う今日この頃です。

もしかしたらこのへんの本にヒントがあるかもね。

「やればできる!」の研究—能力を開花させるマインドセットの力
キャロル S.ドゥエック
草思社
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