毎年年末になると、複数の大学のメンバーを集めて「経験の振り返りとネットワーキング」を目的としたイベントを実施しています。通称「ゼミレンジャー」というイベントで、気づけば5年目です。
メンバーは実はけっこう豪華で、
- 同志社女子大学 上田信行ゼミ
- 実践女子大学 松下慶太ゼミ
- 法政大学 長岡健ゼミ
- 東京都市大学 岡部大介ゼミ
- 慶應義塾大学 牛島利明ゼミ
のみなさんと、「立教大学 舘野ゆかりのメンバー」で実施しています。ゼミレンジャーという企画ではありますが「舘野ゼミ」というのはないので、うちだけゆかりのメンバーで参加となっています笑 それがまたよいのですが。
毎年60〜70名の学生と、それぞれの教員が集まり、ワークやトークを通して学んでいます。
このイベントは毎回、プログラムを細かく分け、各大学の人たちがコンセプトを踏まえたワークショップを考える形式なので、当日それぞれがどのようなワークをやるのかも実はけっこう楽しみです。
導入はぼくと松下さんで少し話をしたりしますが、
円になって話すのはもちろんのこと、
なんか動いたり、
レゴをつくってみたり、
いろいろな形式を取り入れたワークとなっています。それぞれのワークの進行や工夫にも各ゼミの特徴がでていて、場のつくりとしてもとても面白いです。
例年は、実践女子の松下先生と舘野が中心となり運営しているんですが、今年は松下先生がサバティカル中ということで、学生主体で運営中です。
立教経営チームは、山本元気くん、山田千遥さん、近藤優衣さん、須佐まな花さんなどが中心で動いてくれています。
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毎年テーマはそれなりにぶっとんでいるのですが、今回のテーマはこんなかんじです。
ゼミレンジャー 井の中の蛙 ナイトプールデビュー!2018
-井戸でもない、大海でもない、自分にとっての挑戦の舞台は?-
なにがナイトプールじゃってかんじかもしれませんが、一応それなりに意味はあるんです笑
今回のイベントでは成長の舞台を「井戸、ナイトプール、大海」という3つにわけて考えてみました。
大学生にとって井戸にとどまるということは、同じ大学の仲間たちと「不安だけどまあ大丈夫じゃない?」と相互に確認し合うような世界を生きることといえます。こうした世界のなかではなかなか大きな成長はのぞめません。
一方、大学を飛び出て大海にでてみると、当たり前ですが「上には上がいる世界」を思い知ります。自分の成長を他者との比較で捉えようとすると、みるみる自信を失い、元気を失う学生がでてきます。
井戸でもなく、大海でもなく、自分にとって「少しだけ背伸びの成長空間」とはなんなのか?
今回はそれを比喩的に「ナイトプール」と表現しました。
狭すぎる井戸でもなければ、広すぎる大海でもない、あなたにとってのナイトプールとはなんなのか?
こんなことをみんなとアクティビティを通して学べるといいなーと思っています。
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今回はより学生主体の運営としたので、面白い進化をとげられるといいなと思っています。
実践をしはじめて5年になるので、松下先生とともに、この実践をやっている思想や理論部分をまとめ、設計についてもまとめた本を出せるといいねという話もしています。まだ案レベルですが、ご興味ある出版関連のみなさまよろしければぜひご連絡くださいませ。
イベントの詳細はまたここで紹介できればと思います。
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