最近いろいろな本を一気に読んでいるのですが、共通してポイントになっているのは、
「どうやるの?」(How)から「なぜやるの?」(Why)という問いに変換すること
なのかなと思っています。
「問題があることを前提に、それをどうやって解決しようか」という「How」に焦点を当てるだけの弊害が見えてきたということなのかなと。
そうではなく「そもそもそれってなんでやるの?」を問うということがポイントになっているように感じます。
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これはイノベーションという領域でいえば意味の問い直しが、新たなものをつくることにつながるという話といえます。
企業が、大学生と連携するというのは、そもそもの自分たちが取り扱っている領域の「捉え直し」作業ともいえるんじゃないかと思います。例えば「旅を問い直す」「ファッションを問い直す」などですね。
大人にとっての「意味」と、若者にとっての「意味」は異なり、その「意味の異なり」から創発を生み出すというかんじでしょうかね。
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また、組織開発の領域でいえば「その組織になぜいるのか?」や「なぜ新しい方法をうちで取り入れないといけないのか?」という納得感やビジョンみたいなことをつながってきます。これは会社に限らず、ゼミでもなんでもいいです。
このあたりもHowからWhyへの捉え直しが必要な事例なのかなと思っています。
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今日は「問いの変換」について書きました。
「なぜ?」を問い直すというのは今後あらためてキーになる発想だなと思っています。
大学生がプラン作りをするときにも重要な視点なので、以下のオンラインマガジンでも少し触れていますが、もう少し詳しく書きたくなってきました。
高校生・大学生のための「ビジネスプランづくり超入門」
-プラン・提案を考える上で絶対に押さえたい10のポイント-
https://note.mu/tatthiy/m/m9a2982537694
というか、「追加で10のポイント」くらい全然書きたいことがあるので、また時間を見つけて、続編を書きたいと思っています。書けたらまたこのブログでも告知したいと思います。
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