今年もオープンキャンパスで、立教経営のビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)の授業体験会をおこないました。
この授業体験会では「90分」で、
・立教経営のリーダーシップとは?
・グループでプランを一緒に考えてみよう!
・相互フィードバック
・振り返り
というプロセスを体験してもらいます。
このプログラムの特徴は、大学の中で体験する授業と基本的に同じということです。オープンキャンパス用に「時間は短縮」していますが、基本的なコンテンツは授業と同じであるため、入学後も同じプログラムを全員が必修で受けられます。むしろ、入学後に体験する内容の方がパワーアップしているものとなります。
このプログラムをはじめて今年で3年目になります。舘野が監修をつとめ、実施は学生団体の「高大連携学生プロジェクト」がおこなっています。元々この企画は教員主導ではなく、学生から「やりたい」という提案があり、実現したものです。それがしっかりここまで続いて運営できていることをうれしく思います。
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プログラムは大学1・2年生の先輩たちが運営していきます。参加者の高校生はもちろん初対面です。最初は緊張していますが、アイスブレイクでカラダを動かし、プランを一生懸命考えているうちに、表情が笑顔になり、真剣になっていきます。
今年は「身近な不満を提案に変える」というテーマでプランを考えてもらいましたが、思わず「なるほど」と思うようなプランが色々とでてきました。例えば、高校生たちは「スマホやSNSの使用制限」、「バックや服装の制限」などに対して、「もっとこうできるのでは?」という提案を考えているようでした。高校の先生方にお見せしたい内容でした。この中で1つでも実現するとよいですね。
参加者のアンケートをみると
- 最初は不安だったが時間が経つにつれて意見が言えるようになった
- 自分の抱いていた「リーダーシップ像」を大きく変えられた
- 様々な意見を持った同級生をかかわることができた
などの感想が書かれていました。中にはこんな意見もありました笑 ぜひ入学してください!
こうした意見をいただくことが、プログラムを実施した大学生たちに響き、また次の企画へとつながるのだと思います。
なかなか短い時間でリーダーシッププログラムを実施するのは難しさもたくさんあるのですが、毎年少しずつプログラムの質を積み重ねていっています。
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最近少しずつではありますが、こういったかたちで「授業そのものの体験」をする機会を増やしていることもあり、受験生が「このプログラムをやりたい」ということで立教経営を選んでくれるようになっています。これは単に偏差値や名前で決めるよりも、目的意識を持って参加することにつながるのかなと思っています。
今回は「プロジェクト体験型のリーダーシップ教育」を体験してもらいましたが、1月には「考え方(論理思考)を学ぶタイプのリーダーシップ教育」を体験する授業があります。
こちらも例年300人を超える人たちが参加しています。昨日から応募がはじまっていますので、ご興味ある方はお早めにお申し込み下さい。(オープンキャンパスは数日で満席となりました)
<2018立教経営1day passport申し込みフォーム>
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf8d42v03xblq0pxy8ozbWhZqcLL2sLRkk9MViW6b7w-B-5sA/viewform
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オープンキャンパスで実施した高校生を対象にしたリーダーシップ教育のプログラム詳細と、実際にどのような効果がでたのかについては、書籍の「研究編」の中に収録していますのでご興味ある方はぜひご覧下さいませ。
画像をクリックするとAmazonのサイトに移動します。
学生団体「高大連携学生プロジェクト」のみなさんおつかれさまでした!
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