先日現場の先生方とお話しさせていただいたときに感じたことを連続ツイートしたので、それをまとめた上で、考えていることを補足しました。

アクティブラーニング型の授業が広がるのはよいのですが、「カタチを取り入れないと!」というプレッシャーもあり、どうしても形式だけの導入になり、「そもそもどういう学習者になってほしいからやっているんだっけ?」というところまでなかなか考える時間がとれていないのかなと感じます。

それを「現場の教員が考えていない!」と安易に批判しても仕方ないのかなと思います。先生たちも忙しい中で新しいことにチャレンジしようとしているのは間違いないと思います。

私たちが忘れてはならないのは、新しいことを取り入れて実践する先生方もまた学習者であるということではないでしょうか。先生方が「新しいことに挑戦したい」と思えるような環境をつくれなくては、そもそも学生に対して「主体的な学びの場」を提供することは難しいと思います。

変化に対してプレッシャーをかけすぎず、安心して挑戦できるよう場が必要というのは、教員に限らずいまとても必要なことなのではないかと感じています。

■参考図書

カタチだけの参加型授業では結果的に自発性は育成できないのではないか?ということに関してはこちらの書籍の論文章でも書かせていただきました。なにかの参考になれば幸いです。

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