久しぶりに「書くこと」に関する本を読んでいます。この本の中では「書くこと」に関する4つの思い込み(心理的ハードル)について書かれています。
これをぼくなりの言葉にすると4つの質問になるのではないかと思います。
1.まとまった時間がないと書けないと思い込んでいないか?
2.もっと分析したり、文献を読んでからでないと書けないと思い込んでいないか?
3.書くためにもっとよい環境(新しいパソコンやイスなど)がないとだめだと思い込んでいないか?
4.書こうとする気持ちがのったときに書けばよいと思い込んでいないか?
どれもドキッとする質問ですね。
「書こう!!」と肩肘張りすぎず、スケジュールをしっかり決めて、毎日の習慣として、ある程度の時間(たとえば1時間程度)をとって書いていこうよというのが、本書の主張のポイントかなと思います。つまり、毎日の習慣にしてしまえばOKということです。
「書く」という行為から離れずに、短くてもよいから習慣化するというのは当たり前かもしれませんが重要なことかもしれませんね。
ちなみにこの本は、英語版しかないのかと思ったら、日本語版もでていましたので、興味ある方はこちらを購入されるとよいかと思います。
できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)
posted with amazlet at 15.08.29
ポール.J・シルヴィア
講談社
売り上げランキング: 592
講談社
売り上げランキング: 592
How to Write a Lot: A Practical Guide to Productive Academic Writing
posted with amazlet at 15.08.26
Paul J. Silvia
Amer Psychological Assn
売り上げランキング: 1,343
Amer Psychological Assn
売り上げランキング: 1,343