先日東京藝術大学で「ワークショップデザイン講座」を実施しました!この講座は、東京都美術館と東京藝術大学がおこなっている「とびらプロジェクト」の講座のひとつとしておこなっています。今年で担当して3年目となります。

参加者は50名以上、そして、学生から60代くらいの方まで幅広い年齢層の方が参加しています。こういう多様な人たちで構成される学びの場というのはとてもおもしろいですね。

この講座では「ワークショップデザイン」の基礎として、

・ワークショップとはなにか?
・背景となる考え方は?
・ワークショップの基本構造は?
・デザインのポイントとは?
・ファシリテーションのポイントとは?
・どのように広報するのか?

などについて、丸一日かけて学ぶというものです。教材としては、アクティブトランジションに掲載されている3つのワークショップを事例としながら、ワークショップの構造を参加者の方自身で理解してもらった上で、レクチャーをおこなうかんじです。

 

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当日はアクティブトランジション含め、いくつかのワークショップも実際に体験してもらいました。

基本的な内容は3年間共通していますが、毎回少しずつポイントを変更して実施しています。

自分にとっても、「自分がいまどういう部分のデザインに特に意識が向いているか」がわかって面白いです。

とびらプロジェクトの伊藤達矢先生とお話させていただくのも面白く、年に一度よい刺激をもらう機会となっています。

自分のなかでの「場作りのノウハウ」や「考え方」みたいなものもけっこう蓄積がなされてきたので、少し本腰をいれてこういう仕事も増やしていこうかなと考えています。

これまで書いた記事はこちらにまとまっていますのでよろしければ参考になさってください。

Teaching & Design
https://www.tate-lab.net/mt/%E6%95%99%E3%81%88%E6%96%B9%E3%83%BB%E5%A0%B4%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3

ちなみに、「とびらプロジェクト」については、取り組みの内容が書籍にまとまり、10/23に発売のようです!おめでとうございます。私も早速読んでみようと思います。

美術館と大学と市民がつくるソーシャルデザインプロジェクト
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