舘野が編著者を務めたリーダーシップ教育に関する書籍の「予約販売」がスタートしました!本書は「研究編」「実践編」の2冊構成になっています。よろしければぜひこちらからご予約下さいませ!
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本書「リーダーシップ教育のフロンティア」は、近年の企業・大学・高校のリーダーシップ教育の実践と、それに関する研究知見を整理することで、今後のリーダーシップ教育の展望を示すものです。
リーダーシップというと「一部のリーダーに必要なもので、向き不向きがあり、全員がリーダーシップを発揮しようとするとチームが混乱してしまうのでは」と思うかもしれません。しかし、本書で論じるリーダーシップの特徴は以下にまとめられます。
・リーダーシップは「権限・役職」にかかわらず発揮できるものである
・リーダーシップは「学習可能」である
・リーダーシップは「全員が発揮」していた方が成果につながる
こうした新しいリーダーシップの考え方が、どのようなリーダーシップ研究に支えられているのかを検討し、新たなリーダーシップ教育のモデルや実践を示そうとするのが本書の概要となります。
本書では「高校・大学・企業」それぞれのリーダーシップ教育に関する実践を掲載しています。高校教育や大学教育に携わる方や、企業で人事関連のお仕事をなさっている方にぜひ読んでいただきたい内容です。
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本書は、研究編を主に舘野が、実践編を主に高橋俊之先生(立教大学経営学部)がメイン編者として執筆しました。BLPの新主査である中原淳先生(立教大学経営学部)に監修をつとめていただきました。
書籍内では、BLPを立ち上げ、現在早稲田大学でリーダーシップ教育を推進されている日向野幹也先生や、「シェアド・リーダーシップ」などチーム全員がリーダーシップを発揮することについて研究されている石川淳先生に執筆いただいています。
書籍の編集・制作は、小河原裕一さん、松永大輔さんが担当してくださいました。また、北大路書房の奥野さまには多くの面でご支援いただきました。あらためて感謝申し上げます。
本書に掲載されている事例は、立教大学経営学部BLPだけでなく、早稲田大学や、実践女子大学などの他大学の事例、さらには、高校や企業の事例が掲載されています。取材にご協力いただいたみなさま本当にありがとうございました。
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まずは書籍が無事に完成してほっとしています。本書の執筆は自分にとってはかなりハードな体験で、年末には日本を飛び出し、海外のコワーキングスペースで引きこもり、執筆をしていました…笑 その過程で新しい働き方などのスタイルなどにも出会うことができ、執筆のプロセスも含めて印象深い書籍になりました。
私がリーダーシップ教育の実践・研究に関わってから、今年でちょうど5年目になります。博士論文を出した後に、5年を目安に新しい研究領域に挑戦できればと考えていましたが、今回「リーダーシップ教育」という領域でひとつ書籍を出版することができとてもうれしく思っています。
こうした機会に恵まれたのも、立教大学経営学部で一からリーダーシップ教育を立ち上げ、実践を育ててきた多くの方々や、現在も実践を支える教員のみなさま、BLP事務局、学生たちのおかげです。
書籍はできましたが、「これで全てが明らかになった」とか「形になったので終わり」ということではなく、本書はあくまで「はじまり」の本だと考えています。私自身が現在も日々、リーダーシップ教育の実践の中で試行錯誤をし、データ分析をおこないながらなんとか研究として形にしようともがいている最中です。これからまた多くの知見をだせるよう、あらためてがんばっていきたいと思います。
ぜひ書籍を読んだ感想などいただけますと幸いです!
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