秋学期の授業が今日からスタートです。授業スタートに先立ち、今週は授業準備なども一気にスタートしました。

まず秋学期から新設する「他者のリーダーシップ開発(GL102)」という科目の打ち合わせをしました。この授業では、「自分だけでなく、他者のリーダーシップ開発に関われる人材の育成」を目的に、

・リーダーシップについての理論
・学習理論
・ワークショップの手法
・組織開発の事例検討

などを学ぶものです。高橋俊之先生、SAの磯野さんとともに授業を運営します。すべて新規コンテンツになりますが、なかなかよい授業になりそうでこちらも楽しみです。(写真はSAの磯野さん)

次に「論理思考とリーダーシップ」に関する授業の準備、キックオフがありました。まず、授業を運営するSA(Student Assistant)に対する最後の研修をしました。研修では「グループへの介入の仕方」など学ぶために、傾聴や質問に関する研修をおこないました。この研修はすべて私がやるのではなく、多くの部分を学生が運営してくれました。学生への研修を学生が自前でやる環境が整いつつあるのがとてもよいことです。

もちろん教材のベースは宇田武文先生につくっていただくなどして、教員が環境を整えた上で、学生に少しずつ権限委譲をしていくというかたちをとっています。(写真は研修の様子です)

その後、クラスの懇親会を教室でおこないました。企画・運営はクラスの学生幹事が考えます。どんなアイスブレイクにしたらよいのか、どんな食事にしたらよいのかを一生懸命考え、運営してくれました。

「自分のクラスの環境を自分で整える」というのは、リーダーシップを学ぶクラス運営としてとても大事な視点となります。1年生向け授業ですが、半期を終えて秋学期になるので、一層自分たちで環境をつくる力を身について欲しいものです。

ということで、授業がはじまると、打ち合わせなど含め、一日がジェットコースターのように過ぎていきます。さらに、流通するメッセージの数も尋常ではない数になります。Facebookメッセージ、LINE、Gmailなどなど、さまざまなメディアのメッセージをさばくことになります。

なかなかそうなると、Blogの優先度が下がりがちなのですが、後期も更新をがんばっていきたいと思います!

ちなみに、さきほど書いた「リーダーシップと論理思考」の授業では、授業の最終プロジェクトとして、高校生を対象に「論理思考を教えるための授業(教材)」をつくり、実際に教えるということをやります。昨年度も300名を超える高校生が参加しました。

今年も「高校生を募集中(もちろん参加費無料)」なので、ご興味ある方は以下のリンクからお申し込みください。より身近なオープンキャンパスのようなものです。(※先着200名様に立教大学経営学部オリジナル限定グッズをプレゼント )

<お申し込みサイト>
https://goo.gl/RbRivP