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京都でリーダーシップ開発学にワークショップを実施したので、すごく簡単ですがリーダーシップ開発学についてブログにまとめておこうと思います。ブログなので本当にさっくり書くので、厳密性については大目に見てくださいませ。

■リーダーシップ開発学とは?

すごく簡単にいえば「どうすれば効果的にリーダーシップを開発できるか」について考える分野です。リーダーシップ研究は非常に蓄積のある学問ですが、「開発の方法論」についてはまだ発展の余地があります。そこをやっていこうという分野といえます。

■なぜこれまでやられていなかったの?

いろいろな理由がありますが、これまでは「リーダーシップという現象を明らかにすること」に焦点があたっていたからともいえます。そもそもリーダーシップを「開発可能なもの」として捉えるまでに時間がかかったからともいえるかもしれません。さらに、リーダーシップを開発する要因は多様であり、検証も難しいのでなかなか発展しにくかったといえるでしょう。

■なぜいま注目されているの?

リーダーシップ開発に関する社会的にニーズがいっそう高まっているというのはあるでしょう。企業の中でも、管理職になってからではなく、なるべく早くリーダーシップを開発したいという要望が高まってきている状況といえます。大学の中で育成すべき力(例えば、学士力)においてもリーダーシップはあげられています。時代の変化が激しくなり、多様なメンバーとともに仕事をしなくては成果をだすのが難しくなった時代だからというのも理由として挙げられそうです。

■今後どうなっていく?

具体的な手法の開発や効果の検証が進んでいくのではないでしょうか。個人的にも現在立教大学経営学部でBusiness Leardership Programの開発・運営を行っているので、この効果の検証などを行いながら、リーダーシップ開発の実践を研究にしていければと思っています。

以上、本当にさっくりまとめました。京都で実施したワークショップについてはこちらにまとめてあります。

リーダーシップ開発学ワークショップを実施しました:大学生研究フォーラム2015
https://www.tate-lab.net/mt/2015/07/1446.html

より詳しく知りたい方は以下の書籍あたりが参考になるのではないかと思います。